太陽黒点なし、百年ぶりの活動極小期か
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太陽観測機SOHOが2009年3月31日に撮影した太陽の表面。
見たとおり、黒点がまったくない。
今年初めから異常に黒点の数が少ないため、太陽は約100年ぶりに活動の極小期に
入っているとNASAは判断している。

太陽がこのような重度の活動極小期に入るのは1913年以来のことだ。
その年に記録された無黒点日は311日だった。
(Yahoo!ニュースより)

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人間も、人間以外の生き物も、自然も、そして地球や、他の惑星だって、
全ての中心にあるのは「太陽」なワケで。
その太陽が100年ぶりの変化を起こしているようで。

100年前の極小期の、もうひとつ前の極小期は、きっと観測も記録も
されていないだろうから、その極小期とやらが一体どんなモノで、
どのような影響があるのかなんて、NASAであろうが何であろうが、
きっとわかるワケがない。

…でも、気になるじゃないですか。

というワケで、前回の極小期=1913年の経済面や世界情勢、気候など、
色んな角度から調べてみました。

そこで目についたのが「気候」。

毎年毎年「観測史上初」の「異常気象」を連発する気象庁ですが、
その気象庁のHPでこのような情報をゲット。

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19世紀末から20世紀初頭は冷害の多い時期でした。
特に被害が大きかったとされる年は
1902(明治35)年、1905(明治38)年、1913(大正2)年です。
この三年は,明治以降の三大冷害と呼ばれることがあります。

1901年から1913年まで気温の低い夏が続き、多くが1971~2000年の
平年値と比べて2℃近く低い状態でした。
20世紀初めはその前後の時代と比べても低温となることが多く、
冷害が発生しやすかった時代だと考えられます。

1913年は北海道で低温が続いた年で,6月から9月まで平年より
2℃以上低い状態が続きました。
8月には東北でも平年より3℃前後低くなりました。
この年は北海道で被害が特に大きく、水稲は壊滅的な被害を受けました。
(気象庁HPより抜粋)

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…では今年は冷夏なのか!?

現状、太陽黒点数の増減と地球気候の関係は信頼できるほどの統計的結果は
得られていません。

太陽活動(黒点数)は、11年周期で変化します。
ところが、その活動が長期にわたり止まったことが過去何度かありました。
その時期には地球の寒冷化が起こっています。

太陽活動が静かになると雲が多く、太陽活動が活発になると雲が減る傾向にある、
なんて統計結果もあります。

例えば、太陽黒点数の少ない17世紀は、地球全体が寒冷な気候であり、
当時ロンドンのテムズ川が氷結した様子を描いた絵は、これを物語っています。
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『2009年は太陽の極小期にあたり、その影響で記録的な冷夏になる』
と仮定してみます。

冷夏は農産品の不足や価格高騰を引き起こす。→例を後述。
衣料品の売り上げ減にもつながる。→ユニクロ神話崩壊?
アウトドアレジャーへの動きは減少。→海の家はまたもや閑古鳥。
映画興行など、夏のインドアレジャーには追い風。→TSUTAYA儲かる。

ココから経済へ目を向けてみます。

●冷夏により農作物の生産量が減少する。

●トウモロコシなど、次世代エネルギーとされる作物ももちろん不足。

●相場高騰。

…みたいな。(超短絡的仮定ですな。)

前回の「冷夏」は2003年。
西日本から東北地方で梅雨明けが遅く、米や夏野菜が不足しました。
年末にかけて野菜は例年の2倍を越える品も出るほど高騰。
(米は備蓄があるからあんまり影響を受けていないのでしょうね。)

その年のトウモロコシ相場は…
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…やっぱり高騰。
(でもその後すぐまた落ちてるんだけど…※サブプライム問題関連での調整による)
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昨年6月から急落し、また少しずつ上がり始めているトウモロコシ相場。
もしかしたら“買い”かも!?

まぁ全て、『2009年は太陽の極小期にあたり、その影響で記録的な冷夏になる』
という仮定に基づいた僕の個人的見解なので、先物取引等への投資は
くれぐれも個人の責任と判断で!
クレームは一切受け付けません(笑)
経済情勢なんて、気候以外にも色々な要素が複雑に絡みますから。

僕は先物取引もやらないし、農業をやっているワケでもないので、
日々の生活に影響がある事といえば、
「アツい夏生まれの夏男で、アツい夏がとっても好きなのに、とても寂しい」
くらいのモンです。
でもこうやって色々考えたり調べたりする事が、
物事を違った角度や目線で捉える練習になり、
そこで得た情報は「知識」となり、
練習で得た力は「知恵」となります。

ムダな事なんて何ひとつない。

「仮定」と、そこから導き出す「想定」から結果を「予想」する。
順序立てて建築的(もしくは数学的)に物事を考える方法は、
どんな場面にでも応用できる考え方だと常々思っています。
(僕が書く企画書なんかも実はこの手法。)

以上、今月のコラムでした。(…え?月イチなの?)
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by wamhouse | 2009-04-12 00:05 | 想 : column

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