まず、みなさんにご紹介したいブログの記事があります。

神田敏晶さんのブログより
6年も前のブログでニッポン放送東京電力からドタキャンをくらう話

簡単に言うと…
ニッポン放送よりテレビ出演を依頼された神田さん。
しかし、収録直前に局側からキャンセルの連絡。
神田さんの「6年前の」「個人のブログ」の内容が
その番組のスポンサーチェックにひっかかったらしい。
(チェック入れたのが東京電力なのか、代理店なのか、制作会社なのかはわからないが)

上記ブログ文中よりその「6年前の」「個人のブログ」も読めるので
読んで頂いた上で、ご判断は皆さんにお任せしたいと思いますが…
東京電力を名指しで批判しているわけでもなく
「一体何が問題だったのかよくわからない」
というのが僕の感想です。


ここからは僕の主観的意見です。


仮にどこかの誰かに対して 何か不都合があったとしても
そんな事が理由で『言論の自由』が奪われるのだとしたら
それが「企業」から「個人」に対しての『圧力』だったら
なおさら大問題です。

企業の不都合は決して隠して良いものではなく、そこには説明責任があり
間違いは明確に訂正し、事によっては謝罪しなくてはいけないものであると考えます。
それが“電力会社”のような、国のライフラインを担う企業なのであればなおさら。


mixiを始めとするブログや、昨年から爆発的にユーザーを増やしているツイッターなど
ここ近年で個人や企業、果ては政治家、一国の大統領・首相までもが
とても簡単に情報や考えや思いを全世界に発信できるweb環境が整いました。

ラジオやテレビ等、一方通行であった情報発信が、このように相互通行になる事により
遠い場所の事実や真実がとても簡単に入手できるようになって
なんだか世界が狭くなったとさえ感じます。

それに比例してトラブルも増加します。

未成年の飲酒自慢や犯罪暴露など、常識はずれの“自爆型”から
神田さんのような“風評被害型”まで色々ありますが
コレは車の台数が増えると事故が比例して増えるのと同じなので
これから環境が成熟して、どんなルールが作られようとも
このようなトラブルが根絶する事はないでしょう。

“トラブルを招きそうな事ははじめから書かなければ良い”
“そもそもブログ自体はじめから書かなければ、問題が起こる事もない”
“個人情報を明かさず、2chのように匿名で書けばいいじゃん”
…トラブルを回避する方法はいくらでもあるでしょうね。

でも、情報に真実味を持たせるには、発信する側の素性が必要不可欠で
情報の発信元が匿名であればあるほど、真実味からは遠ざかっていく。
(たとえそれが真実であったとしても)

誰でも気軽に入手出来る ありとあらゆるたくさんの情報。

たとえそれが嘘であっても、ヨイショしたり持ち上げたり褒めちぎったり…。
「クライアントだから」
「スポンサーだから」
「知り合いだから」
「ファンだから」

タレントさんや芸能人の方々は、ソレ自体がお仕事だったりするので
「ブログ」や「ツイッター」を宣伝するためのメディアの一手段として使うのは
TVCMに出演する事とイコールなので問題ないと思います。
閲覧者側もそのつもりで観ていますから。


僕は一般人なので、思った事や感じた事を正直に書いています。
良いと思う事は「良い」
悪いと思う事は「悪い」※
間違っていたら「反省」「謝罪」
そして二度と同じ過ちを犯さないための「誓い」
とてもたくさんの方々に読んで頂いているからこそ、たとえ一般人の僕でも
絶対に嘘はつけない。

※「嘘」と同じくらい「カゲグチ」が大嫌いなので
 基本的に悪い事や嫌な事はブログには書きません。

僕はブログであれ、ツイッターであれ“嘘をつかない”事を大切にしています。
本名も経歴も住所も家族も一切隠していません。
発言する内容に責任を持ちたいと考えているからです。


今回取り上げた神田敏晶さん。
別にお会いした事もなければ、このブログを読むまで全く知らなかった方です。

「このブログは本当の事を書いているのか?」

その質問に答える術を僕は持ちません。
だって知らない人ですから。

僕は、神田さんご自身の経験に嘘偽りなく
ジャーナリストとしての本分に従って真摯に書かれたものだと感じました。

知らない人が書いたブログを読み、考え、
最終的に「信じた」んです。


別に全てのブログに書かれている事が真実じゃないといけない!なんて
言ってるワケではないんです。
必要な嘘もあるでしょう。
おもしろい嘘もあるでしょう。
嘘を書くか、真実を書くか、それも『言論の自由』ですから。

結局は全て“受け手次第”だと思うんです。

今の時代、僕らは与えられる情報に対して常に「疑う」という目を持たなければいけません。
それはとってもとっても悲しい事だと思います。
世に氾濫する疑わしき沢山の事柄から、自分自身の五感と知識と智慧を使い
「信じる」に値する情報を導き出さなくてはなりません。

だから、神田さんのブログ含め、僕の書いたこの件を
信じるか信じないかは みなさん次第です。


神田さんは、ご自身でバグダッドに行かれた上で
その目で観て 耳で聴いて 肌で感じた事を ただ伝えようとされただけ。
それがたまたま、とある企業には「不都合な事実」が含まれてしまっていただけ。

皮肉な事に、東京電力が今回のような圧力をかけた事で
その「不都合な真実」はより一層“真実味”を持ちました。

しかし、神田さんがご自身のブログにその事実を書かれた事や
それを僕がこうやって転載したり、ツイッターで語られたりしても
個人では太刀打ち出来ない程の大きな流れに投じられた ただの一石なのかもしれません。

僕が言いたいのは、神田さんのブログが真実かどうかという事ではなく
ただの一石で大きな流れを変えるのはそう簡単な事じゃないとしても
そのただの一石さえ投じなければ、流れは決して変わる事はないという事。

その一石が 何かを変える力を持っている事も また事実。

その力が マスコミや企業に汚く利用される事なく
その力が向く方向に まっすぐ 正しく使われますように。
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by wamhouse | 2010-01-12 03:08 | 想 : column

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